繁殖中で少なく見積もっても5000以上の巣があったと思われる。ほとんどが雛の状態で、やや大きな雛や幼鳥が見られた。 在島者によると、例年3月下旬から繁殖が始まり、 8月一杯まで続くという。繁殖地は海岸の砂浜からグンバイヒルガオ群生地まで分布し、 営巣密度は高く、南東端周辺から西へおよそ1㎞弱続いていた。